2015年10月5日 乾燥肌に効果的な保湿方法とは
10月。
ようやく秋晴れも続くようになりました。
過ごしやすい季節です。そして、
湿度も随分と下がってきているようです。
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今日の室内の湿度計の値は45%。
先週は30%を指した日も。
確実に空気は乾燥しはじめています。
仮に湿度0%のカラカラに乾燥した環境下では、
大抵のものはたちまち干からびてしまいますが、
人間の場合は、簡単にはそうなりません。
干からびない理由は、
全身を覆っている皮膚という、
唯一手で触れることのできる臓器の
『バリア機能』があるからです。
この『バリア機能』が正常に機能することによって、
南極や砂漠でも生きることができます。
でも、お肌の洗い過ぎやこすり過ぎ、
強力な界面活性剤でお肌の角質にダメージを与えて、
この『バリア機能』が低下していると、
この時季の乾燥にも敏感に反応する肌になってしまいます。
化粧水で水分を与えようとしても、
殆どが、実は肌に浸透する前に蒸発してしまいます。
お肌の水分は「外から与える」よりも
「内にある水分を逃さない」ことが肝心です。
角質細胞のすき間をしっかりセラミドでケアして、
カラダの内部から浸み出す水分を逃さないようにしましょう。