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ウォーキングと活性酸素

2013年5月24日 美人が実践するアンチエイジング美肌術

活性酸素のことを考えると、走るより歩く方がより健康的かな。

 

昨日、ドラッグストアで買い物をしているとある言葉が耳に飛び込んできました。「生活習慣病の原因は活性酸素によるものがほとんどです。」ドラッグストアの店内放送の音声でした。その声の主は医者らしく、活性酸素がいかに病気を引き起こすかを語り、それを無害化するにはビタミンCが必要だと結論付けていました。ただの販促用のインタビュー音声なのですが、やっぱりそうだよなと共感しました。px480_01

 

 

紫外線を浴びない、喫煙しない、ストレスを溜めないようにすれば無用な活性酸素の発生は抑えられるとは思いますが、ゼロにするのは不可能です。常に私たちは細胞の中のミトコンドリアでATPというエネルギーを生み出すと同時に、いわゆる活性酸素も生成してしまっています。ATP(アデノシン三リン酸)を作り生命を維持するには活性酸素は避けられません。

 

 

宇宙?に存在していたミトコンドリアとの結びつきによって生物は強力な力を得る代償として酸化するリスクも負いました。ある説によると、かつてミトコンドリアはそれ単独で生きていた微生物だそうです。そしてある日、ミトコンドリアと私たちの先祖との共同生活が始まったのです。ミトコンドリア内の呼吸鎖系と呼ばれる場所でATP合成するには水素や酸素が必要です。ヒトは呼吸を止めては生きていけません。酸素が必要です。その必要な酸素を体内に取り込むことで活性酸素も発生します。活性酸素による細胞の”酸化”は必然的に生じます。そして酸化=老化が進行していきます。

 

活性酸素を過剰に発生させないことが肝要ならば、呼吸が荒くなるほどの走り込みよりは、ウォーキングのほうが良さそうです。無理に走って大量の酸素を取り込み急激に活性酸素が増えてしまうといくらビタミンC等による還元(活性酸素の無害化)作用がおいついていかないことが想像されます。
若い年代はどんなに激しい運動をしても細胞の成長のエネルギーが勝っていると思いますが、30代以降になれば徐々に酸化=老化が進行します。ありきたりですが適度な運動が正解なのでしょう。

 

それにしても昨日の80歳でエベレスト登頂成功した三浦雄一郎氏は人類最強だと思います。どんなミトコンドリアを持っているのでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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