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紫外線対策3

2013年7月10日 美人が実践するアンチエイジング美肌術

紫外線A波(UV-A)を防ぐ指標としてPAがあります。
PAを表示するにあたり、肌の真皮層へのダメージを数値化して指標としているのでしょうか?
ちょっと深掘りしてみます。

 

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PA(Protection Grade of UVA)は、UV-Aを防ぐ指標とされています。
そしてその指標は何をベースにしているかというと、
「即時型黒化」を起こす紫外線量となっています。

 

 

「即時型黒化」とは、炎症を伴わない色素沈着で、UV-Aを照射して数時間で皮膚がわずかに黒く変化する現象です。これはメラニン色素の発生ではなく、既に皮膚にあったわずかなメラニン色素が酸化して黒くなるものといわれています。※メラニン色素の発生には48時間かかるとされています。

 

 

UV-Aは、肌の真皮層まで浸透してシミやシワの原因となるのですが、その皮膚への害を短期間に数値化することが困難であることから、「即時型黒化」を代用するかたちで測定して、PAの指標となっています。

 

 

真皮層へのダメージを直接的に測定したわけではありません。あくまで代用指標による数値化を行っています。このPAは参考にするのは問題ないと思いますが、過信は避けたいものです。PA++++だからUV-Aはまったく心配ない!というのはちょっと早計でしょう。
真皮層にまで浸透するUV-Aの機序の研究がさらに進化すれば、より肌の健康を守る役に立つ、新たな指標が出てくるかもしれません。

 

 

UV-Aは炎症を伴わないので気づかないうちにシミやシワの原因をつくってしまいます。目に見えず、痛みも感じないからこそ、紫外線予防は習慣にする必要があるようです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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