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日本ユニセフ協会の会長

2014年1月9日 ビューティフルライフ

公益財団法人 日本ユニセフ協会の会長が、赤松良子さんだと最近になってようやく知りました。

 

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unicef newsという冊子に会長の挨拶として赤松さんの言葉が記載されていました。

 

赤松氏は官僚、政治家としても活躍された方で顔をみれば誰でも知っている方だと思います。男女雇用機会均等法制定の中核を担った方とも言われています。

 

このユニセフニュースをちょっと読むだけでも、世界規模でみるとあちらこちらに悲惨な状況が今もなお続いています。そしてその事実にどれほど疎いかを痛感させられてしまいます。ワクチンさえあれば救える命がいかにたくさんあるか、食糧不足でどれほどの命が失われているか、情報が溢れる日本にいてもなかなかこのような現実を目の当たりにする機会は少ないのではないでしょうか。

 

少し話が変わりますが、世界の子供たちの現実と同様に、男女の雇用格差の現実も30年前とあまり変わってはいないような気がします。
新年会のニュース映像に顕著にその事実が映し出されています。引きの映像では男ばかりのモノトーンのパーティー。インタビューされるのも男性。一国の首相が女性の活用をと叫んでみたり、女性秘書官がことさらニュースになったり・・・。そもそも雇用機会均等法などという法律がある時点で、均等にはなり得ないと指摘する見識者もいますが、まったくその通りだなと思います。

 

視聴率がとれるような芸能ネタやゴシップネタにはたっぷりと時間を割くメディアが、今の現実の世界で5歳未満の子供たちの命がどれだけ失われているかなどには無関心でいられるように、きっと10年後も働く女性の現実には無関心でありながら、時折もっと女性の活用を!と叫ぶニュースを流していることでしょう。何か根底からかわる必要がありそうです。

 

赤松氏は84歳。今なお様々な活動をされていらっしゃいます。日本の過去の歴史に照らし合わせると、そのような活動を地道に諦めずに続けていくことが、ある日非連続な変化を引き起こすとも考えられます。携帯電話が一気に普及したように何かの革新が起き、そのような『活動』が必要でなくなる日が訪れるのは意外と遠くない未来かもしれません。

 

 

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