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今でも「ダブル洗顔」が基本!にちょっとびっくり。

2015年10月7日 乾燥肌に効果的な保湿方法とは

皮膚科医が共著者でもあるスキンケアの本。

正しいクレンジングのページに大きく書いてありました。

「ダブル洗顔」が基本です・・・と。

 
正直なところ、

皮膚科医がそう言い切ることに驚きました。

「ダブル洗顔」がお肌とって良くないことが

そこそこ知られるようになってきたと、

ご注文のお電話でお話させていただくたびに、

実感としてあったので。

 

著者の一人の皮膚科医のプロフィールには、

ある化粧品ブランドの研究開発に携わった云々・・・とありました。

きっとそのブランドは『ライン使い』なのでしょう。
 

おそらく、クレンジングの後に使って欲しい「洗顔料」が

スキンケアのラインナップとして用意されているはず。

「ダブル洗顔」が基本!などと皮膚科医に断言するなど、

そんな裏事情があるとしか思えません。

 
*
 
なぜ、ダブル洗顔が必要なのか

具体的にこのような記載が。
 
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メイクを落とすことに特化したクレンジング料は、

ほこりや剥離した皮膚(角質)などは落としきれない

ので、必ず洗顔料でダブル洗顔を。
(本文中より抜粋)
=========================
 
水では容易に落ちないメイクを落とせるクレンジングが、

”ほこり” は落とせないということでしょうか???

メイクという油性の物質を落した後に、

残っているかもしれない ”ほこり” を落とすために、

石鹸や洗顔料でまた洗うことにどれほどの意味が

あるのでしょうか?

 

食器洗いに例えるならば、

油汚れのお皿を、食器用洗剤で洗った直後に、

石鹸で再び洗うことのようなものです。

石鹸でのダブル洗浄が必要でしょうか?

そんな話は聞いたことがありません。

 

ライン使い

 

ライン使いは、お肌にとって良いスキンケアなのでしょうか?

多くの化粧品メーカーのラインナップに

クレンジングがあり、洗顔料があり、化粧水や乳液、美容液やクリーム・・・

これがいつの間にか、普通になってしまいました。
 
最近では、ブースターとか導入美容液とか導入オイルなどと言って、

化粧水の「前」に使うものまで登場しています。

化粧水を「浸透させる」ことが目的である時点で、

これらの「導入〇〇〇」の類の商品にも疑問符がつきます。
※薬事法上、肌の内部に浸透させないものが化粧品だから

 
本来はシンプルで済むはずのスキンケアを、

あえて各々に「役割」を細分化して与えて、

ライン使いがトータルケアのような演出を講じるのは

化粧品メーカー側の都合のウェイトが大きく、

より多くの商品を売り上げるためのものでもあります。
(個人の見解ですが)
 
*
 
界面活性剤を多量に含むクレンジングを毎日使い、

さらには、界面活性剤入りの洗顔フォームや

合成界面活性剤そのものでもある石鹸でまた洗う

「ダブル洗顔」を毎日続けていれば、

たとえ若い女性の肌であっても、

調子が悪くなるのはある意味自然な成り行きです。

 
肌を傷め、乾燥させることによって、
 
(おそらく)化粧水の2度づけ、3度つけが推奨されるようになり、
(実際にある女性タレントは10回も繰り返し化粧水をつけていました)
 
15mL前後のとても少量なのに高価な目元専用美容液などが重宝され、
(美容液という名称をつけて量を少な目にすれば、化粧水や乳液と同じような
成分配合でも、売値は1万円以上になったりする美容液の不思議・・・)
 
ライン使いでトータルケアしないと肌が綺麗にならないかのような

宣伝文句で煽る広告ページや、美容部員のトークが

今も溢れています。
 
*
 
新発明の「美容成分」を「肌の奥に浸透」させなくても

本来の肌の機能を正常に導くことができれば、

正常なターンオーバーができるようになれば、

必要最小限のスキンケアでお肌は綺麗になると思います。

アンニテンプスは、

お肌の本来の綺麗になる力をサポートするスキンケアで

ありたいと思っています。

 
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