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久しぶりの発熱と「奇跡のりんご」

2013年5月15日 美人が実践するアンチエイジング美肌術

昨夜ずいぶんと久しぶりに発熱しました。この発熱も今では身体にとって良いことだと受け止めています。

 

子供の頃病弱でした。1年に2回、夏と冬には定期的に風邪をひいていました。気管支炎で3日間高熱にうなされたりしたこともありました。熱がでるとすぐに冷やさなきゃといって水枕や氷嚢の出番でした。
当時の私は”発熱=悪い症状”と思っていました。そして、その熱を下げることに必死だったのです。

 

それから数十年、少しは成長して人間には免疫という高次な防御システムが備わっていることを知り、考え方は大きく変わりました。少々の熱が出ても直ぐに冷やすことはしません(39度を超えるようなときは冷やしたほうが良いと思っています)。発熱は自然な反応なのでそのままが身体にとって良い方向に向かうのだと思っています。体内に侵入したウイルスや病原菌を退治するために免疫システムを活性化させて緊急事態の警報が鳴っているような映像をイメージして体を休めるに限ります。

 

a1180_006126久しぶりの発熱で横になっている時「奇跡のりんご」の話を思い出していました。完全無農薬のりんごを栽培する木村秋則さんです。この木村さんの半生記の本をあるお世話になった方からいただきました。新たに起業しようとしていた時でした。その本でとても共感できるところがあるので、そのまま書いておきます。

 

 

自然のバランスや営みを知ったうえで、その仕組みに逆らうことなく、自分たちがうまく生きていけるように活かしていくわけです。宇宙のエネルギーを集めるのではなく、すでに土のなかに存在しているエネルギー、土が持つパワーをいかに活かすか、人にはそれが許されているだけです。土に働いてもらうのです。(『すべては宇宙の采配』114ページ)

 

 

発熱も意味があってそうなるのであって、この発熱をコントロールすることはできません。人の身体のもつエネルギーを存分に活かすことに意識を向けたほうが良い結果になりそうです。身体も肌もりんごも原理は同じだと思います。効率を求めるために沢山の肥料を与えてどんどん自然のバランスを狂わせてしまうのは本末転倒です。お肌が本来持っている再生力を活かすことで自然な美しさをいつまでも長く維持できるような取り組みをやっていきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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