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捨てられない本

2013年5月16日 ビューティフルライフ

社会人1年目にある人からプレゼントされてもう27年間持ち続けている本があります。
『後世への最大遺物』という本です。

 

 

Rosace_cathedrale_strasbourg[1]はしがきにはこう書いてあります。”この小冊子は、明治27年7月相州箱根駅において開設せられしキリスト教徒第6夏期学校において述べし余の講和を、同校委員諸氏の承諾を得てここに印刷に附せしものなり。・・・・。
明治30年6月20日 東京青山において 内村鑑三”

 

 

社会人1年目にこれを読んだ感想と10年、20年経ったのちの感想にはやはり違いがあります。まだ仕事や社会に慣れるのに一生懸命だった頃は、やっぱり有名な思想家は言うことが違うなースゴイなー・・・といった感じだったでしょうか。30代ではその講演者がいうところの何を後世に遺せるのかを漠然と考え不安を感じながらも夢を抱いていました。30代後半から40代にかけては実に様々な人との出会いとご縁をいただき、とても貴重な経験をさせていただけたことで後世への遺したいものが少し見つかったような気がしています。そしてその遺したいものは『後世への最大遺物』でも語られていることでもありました。

 

お肌はターンオーバーという再生を繰り返します。しかし永久に続くわけではありません。いつか肌も身体も酸化して老化は避けられない時を迎えます。人生という限られた時間だからこそ、何かを遺して次の世代へと伝承する文化があり、それは進化を伴うものだと思います。
何をどう遺すのか、それは、一人ひとりすでに持っていることで日々自然とやっていることでもあるような気がします。

今日の新しい一日もお客さまや取引先の方々や関わる人々、家族に感謝の気持ちを伝えようと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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