今日は立秋でした。本来なら秋の気配が・・・

とても暑い一日でした。この暑さはしばらく続くようにテレビの天気予報は連呼しています。太平洋高気圧に加えて、チベット高気圧までが日本列島に覆いかぶさってきているからのしょうです。

高気圧が重なると、その圧力が高い部分は気温が上昇します。先日テレビでわかり易く実験しながら説明していました。意味もなく暑いわけではなく、気圧配置の影響で暑くなっているという理由がわかることで、暑さに対するストレスも少しは和らぐことを実感しました。チベット高気圧までこっちに来ているからこの暑さは仕方がないことだと自分に理解納得させることができます。もし、原因も何もわからなければもっと暑さへの不満やストレスは増すかもしれません。

美白化粧品の白斑現象も原因がわからなければ対応のしようもなかったでしょう。最近の報道では、化粧品のアレルギー反応の報告が今年の5月よりもっと前にもあったという新事実が出ています。2年前の初動がどうだったのか同じ化粧品を扱うものとして疑問が残ります。フェノール系で過去に白斑現象が起こったことくらいはちょっと調べればわかることなので、最初の症状が出た時に、フェノール系のロドデノールという自社開発の美白成分を疑うのが自然な流れかと思いますが、そうはならなかったようです。原因を早期に見つけるチャンスを自ら手放したことになります。

東京電力の汚染水の問題も、6月の時点では確認できておりませんなどと先延ばし的な受け答えをしておきながら、大量の汚染水の流出が隠し通せなくなってから新事実を小出しにするニュースが連日流れています。この原因は、物理的な問題や技術的な問題ではなく、人の問題だと今では決めつけてしまいます。

何もかも全てが順風満帆で終えることなどありえないと思います。企業にしろ個人にしろ、何かを進めるうえで想定外の障害が発生したり、突発的なアクシデントなど、避けられないこともあります。その時にどうやって障害を乗り越えて、トラブルを早期に解決して、前進させるところが仕事の真髄ではないでしょうか。

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