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紫外線と肌のダメージ5

2013年7月6日 美人が実践するアンチエイジング美肌術

紫外線と皮膚との関わりを整理しました。

 

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1.肌の色によって紫外線感受性が変わる
日に当たってすぐ赤くなる人もいれば、赤くならずに肌が黒くなる人もいます。紫外線によってどう反応するかは肌の色によって違います。

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●フォトスキンタイプ
Ⅰ 常に赤くなり決して皮膚の色が濃くならない
Ⅱ 常に赤くなりその後少し皮膚の色が濃くなる
Ⅲ ときどき赤くなり、必ず皮膚の色が濃くなる
Ⅳ 決して赤くならず必ず皮膚の色が濃くなる
Ⅴ 皮膚の色がとても濃い
Ⅵ 黒人
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日本人の約65%はタイプⅡに該当します。
色白で日に当たると赤くなる人ほど紫外線に対して皮膚が弱く、スキンタイプⅠの方は、
Ⅲのタイプの3~5倍、紫外線の害を受けやすいといえます。

 

 

2.角質層や肌内部の状態によって変わる
私たちの体には本来紫外線から守る仕組みが備わっています。
●角層
角層が紫外線を散乱します。角層が厚いほうが日焼けしにくくなります。足の裏に紫外線が当たっても炎症にはならないのは、分厚い角層があるためです。逆に、肌が荒れて角層が薄く乱れていると日焼けしやすくなります。
●メラニン色素
紫外線を吸収する働きがあります。
●活性酸素抑制
紫外線照射により発生した活性酸素を除去するしくみがあります。グルタチオンなどの体内物質や
ビタミンA、C、Eなどです。加齢とともに抗酸化力は低下して紫外線に弱くなります。

 

 

3.ホルモンや薬剤で変わる
ホルモンや薬剤によっては紫外線の影響を受けやすくなるものがあります。
●プロゲステロン(黄体ホルモン)
生理前や妊娠中はシミができやすくなります。
●ソラレン
レモンやクロレラ、パセリなどに含まれる物質で、紫外線感受性を高めるものです。数時間で排泄されるので夜の摂取は大丈夫なのですが、朝摂取するとシミができやすくなります。レモンパックして日に当たるようなことはしないように。シミだらけになります。
●薬剤
光線過敏性皮膚炎 日光アレルギーが増えています。
(詳細については別の機会とします)

 

 

紫外線と肌の害について今週は書いてきました。
DNA損傷や免疫までも影響を及ぼす強力なエネルギーをもつ紫外線です。
でも、紫外線を怖がって外に一歩も出ないような生活では楽しくはありません。毎日をいきいきと過ごすためにも、屋外でのスポーツやレジャーは欠かせないかと思います。その時にはしっかり紫外線対策を行うように心がけることが大切です(来週は紫外線対策について)。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

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