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紫外線と肌のダメージ4

2013年7月5日 美人が実践するアンチエイジング美肌術

紫外線の有害な作用の続きです。

 

DNA_UV_mutation_svg

 

 

 

 

左の図はDNAの2重らせん構造の塩基配列に紫外線によって破壊されるイメージ図です。

 

※ちなみにウィキペディアには下記のような記載がありました。
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UVB、UVCは、皮膚がん発現のリスクを伴う。生物のDNAは吸収スペクトルが 250nm 近辺に存在している。DNAに紫外線が照射されるとDNAを構成する原子が励起される。この励起はDNA分子を不安定にして螺旋構造を構成する「はしご」を切り離して隣接する塩基同士でチミン-チミン、シトシン-シトシン、ウラシル-ウラシル等の二量体を形成する。この二量体が遺伝子中のコドンを乱れさせ、DNA配列の不正配列、複製の中断、ギャップの生成、複製や転写のミスを発生させる。このことにより正常に遺伝子が機能しなくなった場合にがん等の突然変異を引き起こす。
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要するに、DNAの塩基配列 アデニン(A) グアニン(G) チミン(T) シトシン(C)の配列がおかしくなってしまい、突然変異を起こすようです。
※RNAではチミンのかわりにウラシル(U)になる
●免疫抑制作用
紫外線には、免疫抑制作用があります。紫外線を照射した後、約10日間ほどはランゲルハンス細胞(皮膚の表皮の中の樹状細胞※)の機能が低下すると言われています。
※皮膚免疫を司る受容体(レセプター)を持っています。
※膵臓のランゲルハンス島とは別のものです。発明者の名前をとってランゲルハンス細胞と命名されています。
日焼けをすると風邪をひきやすくなったりヘルペスが出たりするのはこの免疫抑制によるものです。

 

Langerhans_cell_p

 

 

免疫機能まで影響を受けていたとは知りませんでした。
ますます紫外線を防がなくてはと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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