blog

紫外線と肌のダメージ1

2013年7月2日 美人が実践するアンチエイジング美肌術

紫外線と肌について簡潔に書いてみようと思います。

 

a0023_000019最初っから余談になりますが、若いころは日焼けするのがカッコいいくらいに思っていて、炎症を起こすくらい真っ赤に日焼けして、ヒリヒリ感に何度も苦しんだものでした。
その頃は、A波、B波などという知識も皆無でした・・・。
まずは、その紫外線そのものについて整理してみようと思います。

 

 

日焼け止め化粧品の紫外線防止効果の表示が、今年の1月から一部改定されました。この改定に対応した商品がすでに販売されています。今回は改定されたPA値の表示の意味について整理します。

 

【知っておきたい紫外線知識】
・地表に届く紫外線は2種類ある
・2種類の紫外線は、光の波長が短い紫外線B波と、それより波長が長い紫外線A波
・B波は、表皮に届いて日焼けにより肌が赤く炎症を起こし、シミ、そばかすの原因になる
・A波は、B波よりも肌の奥(真皮層)まで届き、シワやたるみなどの肌の老化(光老化)に大きく影響
※それぞれの波長は、UVB:波長280~320nm  UVA:波長320~400nm

 

日焼け止め化粧品には、SPFとPAという表示が記載されていますが、これらは日本化粧品工業連合会という団体が独自に定める測定法により、紫外線防止効果を分類している指標です。
・紫外線B波の防止効果を示すのが〈SPF〉Sun Protection Factor の略語
・紫外線A波の防止効果を示すのが〈PA〉  Protection Grade of UVA の略語
※SPFの自主基準設定は1992年、PAは1995年に設定された。

 

1月から改定されたのは、〈PA〉の表示です。
従来の3段階 〈PA+〉〈PA++〉〈PA+++〉から
新たに4段階 
*************〈PA+〉        効果がある
*************〈PA++〉   効果がかなりある
*************〈PA+++〉   効果が非常にある
*************〈PA++++〉効果が極めて高い
に変更されました。
※”+”の数が多いほど、UVA防止効果が高いことを示しています。

 

変更の背景としては、UVA防止効果を測定する試験法の精度が向上してより細かい分類表示が可能となったこと、紫外線防止技術が向上したこと、光老化への関心の高まりで紫外線A波が注目されてきたことなどがあります。

 

SPFやPAの数値的な意味合いやその解釈によく間違いを見かけるのでその点はご注意を。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

pagetop

メーク落とし洗顔

濃厚美容液ケア

ブログ

お問い合わせ