ユニセフニュースという冊子が定期的に届いています。いつもはざっと目を通して、その日のうちに新聞ストッカー行きになる冊子です。でも、先日届いたV0l.239には何か引っかかるものがありました。なぜだかわからないのですが、なんとなく捨てられないのです。手元に置いたままの状態がしばらく続きました。ある日ふと、もう一度だけ読んでみようと思い、再び手に取りました。

捨てられない理由の答えはその冊子の５ページにありました。
そこには、私の大学時代の恩師が紹介されていたのです。
現在、熊本大学の学長であられる谷口先生は、熊本県ユニセフ協会会長でもあったのでした。先生とユニセフとの関わりについては私は全く知りませんでした。

当時先生は、生物電気化学における最先端の研究で若くして第一人者となり、世界各地の国際学会へ度々招待されるような状況で、とてもお忙しい日々をお過ごしでした。仕事の量も質も世界基準の先生にご指導いただけたのはとても幸運でした。そして、大学卒業後も事あるごとに色々と先生にお手間をかけたりご心配もおかけしていた少々面倒な卒業生が、私でした。

谷口先生は熊本で開催されたユニセフシンポジウムの司会進行をされていたようです。スーパーマン並みにお忙しかった世界の第一線の研究者時代を経て、熊本大学学長になられてからも、何でもできる先生であるがゆえに、さらにご多忙になられたことでしょう。前回お目にかかったのは5年ほど前の第12代熊本大学学長就任のお祝いの席だったかと思います。国立大学の経営という大変なお仕事にも関わらず、ユニセフの活動もやっていらっしゃることに改めて先生の溢れんばかりのエネルギーを感じました。以前にもましてエネルギッシュになっていらっしゃいます。そしてこれからも、先生の事業領域やご活動の領域は私の想像をはるかに超えていくのでしょう。

次回、先生にお目にかかる日までには、いずれかの領域で今よりもっと先生に近づけるようチャレンジを続ける所存です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

追伸
お客さまへのちょっとしたメッセージに使用している一筆箋です。デザインは数種類あるのですが、今月はクマのイラストのものを主に使っています。ユニセフ製で価格の半分はユニセフの活動資金になるようなので、”三方よし”といった感じです。