活性酸素の予防がきちんとできたら美肌にもっと近づくと思います。
そもそも”活性酸素”とは何か、紫外線との関係もあるのでブログに書いてみます。

私たちは常に呼吸をしていないと生きることができません。
体の細胞のミトコンドリアの中で酸素を消費してATPというエネルギーを生産しています。生命維持活動に必要なエネルギーを手に入れると同時に、この活性酸素も副産物として体内に常時発生しています。一説には呼吸に使われる酸素の約３％が活性酸素になっているとも言われています。そしてこの活性酸素には毒性があるのです。

■スーパーオキシドアニオン

（数種類ある）活性酸素は通常の酸素分子よりも極めて反応性が高く、暴れん坊のようなイメージです。自分一人で落ち着いて安定したままでいることがなく、直ぐに周りの細胞を傷つけてしまいます。その結果、生活習慣病や様々な疾病の原因にもなっています。ただ、一方では外部から侵入した異物を撃退する働きもしているので、若干のプラスの面もあるようです。

呼吸により体内に取り込んだ酸素以外からも、活性酸素が発生することがあります。外的要因で発生するその例としては、紫外線や放射線にさらされることがあげられます。
紫外線の肌への害としてわかり易いのは日焼けによる炎症やシミなどですが、肌の内部で発生する活性酸素はじわじわと細胞を傷つけていきます。肌細胞そのものを害することが肌の老化（酸化）をより促進することになります。
クギが酸化して赤いサビだらけになればボロボロに脆くなるように肌も酸化すると老化が進行します。
肌の酸化を防ぐには、活性酸素を適切に中和すること、無駄に発生させないことが大切だと思います。

私たちの体には活性酸素の毒性を無害化するシステムが予め備わっているので、活性酸素がやりたい放題にできるわけではありません。でも、そのシステムに頼りっきりでは若々しい肌を維持することもできないでしょう。

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