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日野原重明さんのサッカー論

2013年5月10日 ビューティフルライフ

「人生はエンドレスな闘いが続くマラソンのようなものではなく、
前半戦、後半戦がはっきり分かれているサッカーのようなものだ」
(日野原重明さんの持論)

 

こんな考え方を最近読んだ本で見つけました。
サッカーはハーフタイムに休憩を取り、前半の戦いを検討して戦術を練り直し、修正して後半戦に臨む。だからたとえ前半戦で負けていても、逆転勝利に持ち込むことができる・・・という人生=サッカー論です。

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101歳になっても講演活動をされている日野原氏のエネルギーの源がこの気持ちの持ち方、考え方にあるのでしょう。幾つになっても、常に”今からが勝負”といった気持ちが自然と湧き上がるのだと思います。

 

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数えきれないくらいの失敗を経験してきました。人生を投げ出したくなるほどの挫折を38歳で経験しました。仕事のプレッシャーや漠然としているのにとてつもなく巨大な悩みが一度に押し寄せてきたのです。いくら気持ちを奮い立たせようとしても身体が動きません。何十年も頭痛などしたことがなかったのに頭の中が洗濯機のようにぐるぐる回っている・・・
私は自分の身を守るのに精一杯で、周りの人々へどれだけ迷惑をかけるのか考える余裕はありませんでした。
依願退職しました。

 

心身ともに憔悴した状態で最後のあいさつをした時、ある役員の方から声をかけていただきました。
「お前の年でも、もうひと勝負はできる」

 

思考力を失いつつあった私にかすかな光が差した瞬間でした。
38歳にもなって情けない、もうダメかもしれない・・・と半ば人生をあきらめかけていた私に、もう一つの選択肢を与えてもらったような気がしました。

 

それ以降の数年間でいろんな出会いやご縁をいただいたおかげで、ある会社の代表に44歳で就任しました。それまでの間にもたくさんの失敗を味わうのですが、そのたびにいつもその言葉を無意識に思い出していたような気がします。
考え方や思考には(プラスにもマイナスにも作用する)強大なチカラがあると心底思います。

 

 

いつも今からが後半戦と思えば不思議とワクワクします。どこを軌道修正するか、何に注力するか、どのような戦略で具体的な戦術は何を使うか等など。来月で49歳になりますが、101歳の日野原氏の言葉に触れて失敗しても成功しても諦めず奢らず、常にこれからが”本番”という気持ちで臨みたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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