2013年7月31日 美人が実践するアンチエイジング美肌術
防腐剤フリーの化粧品が必ずしも安全とは限らないと思います。
必要最小限の防腐剤は、化粧品を安心して使うには必要だと思います。
たまに防腐剤フリーを宣伝している化粧品を目にすることがあります。
本当に入ってないの?と、どうしても疑問に思ってしまいます。
その化粧品の製造過程では、配合されていないのかもしれません。でも、個別の原料には、少なからず防腐剤が添加されているかと思います。そのように考えると、まず完全な防腐剤フリーは存在し得ないでしょう。
もう10年くらい前のことですが、(ある化粧品ブランドの)防腐剤フリーの商品に携わったことがあります。化粧水だったのですが、本当に防腐剤フリーでした。なぜなら、全成分がただひとつ。水だけだったのです(ただの水ではなくてちょっと特別な水でした)。正直、いろんな意味で驚きました。防腐剤完全無添加であり、成分は水、のみであることに。
ただ、この商品もお客さまに安心してお使いいただくためには必要最小限の防腐剤は必要であるとの判断をし、リニューアルを免れませんでした。
一回きりの使い切りタイプの商品に、防腐剤フリーが多いような気もします。空気に触れることがない完全密封容器であれば大丈夫かもしれませんが、材質次第では100%とは言えないかもしれません。
防腐剤フリーが安全な化粧品だという思い込みは、無くした方が良いかもしれません。防腐剤の役割を何か腐りにくい成分で補っているとすれば、その成分自体が刺激になる可能性も考えられます。表面的なところに囚われてしまっては本来の目的を見失ってしまうかも。
防腐剤の存在には、私たちが化粧品を安心して毎日使えるだけの理由があると思います。もちろん可能な限り最小限の量が望ましいものですが。
最後までお読みいただきありがとうございます。