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毛穴悩み~皮膚の役割1

2013年6月25日 美人が実践するアンチエイジング美肌術

毛穴の悩みを考えることは皮膚について考えることでもあります。
そもそも皮膚とはどんなものか、改めて整理しようと思います。

 

キメが整った肌

 

1.保護
肌の表面から各層の役割があります。
①表皮
表皮の最も外側の角質層には、バリア機能がありほとんどの物質を通さないようにできています。但し、紫外線(UV-A)は透過して真皮層あたりまで届きます。表皮の基底層のメラノサイトではメラニン色素を合成して紫外線を防ぐシステムを持っています。
物理的な刺激が繰り返されると、角質層は厚くなり内部を守ります。そのため、踵や膝、肘などでは角質肥厚が起こります。
角質層の表面の皮脂膜は、常に酸性を保ち、細菌やカビの繁殖を防いでいます。

 

 

②真皮
コラーゲンやエラスチンの繊維で構成。ピーンと張っているコラーゲンのネットワークですが、強すぎる刺激やマッサージをやり過ぎるとそのハリが失われたるみにつながります。伸びきって戻らなくなると肌がたるみ、たるんだ肌の毛穴の開き(たるみ毛穴)になる恐れがあります。

 

 

③皮下組織
皮下脂肪がクッションの役割をしています。身体の内部の筋肉や内臓、骨に直接的な圧力がかからないよう保護しています。

 

 

 

2.体温を保つ
皮膚は暑さや寒さから、体温を一定に保つことにより体を守っています。
体温が上昇したときは、汗を出したり、皮膚の表面近くの毛細血管をひろげて熱を放出します。

 

 

 

3.感覚を伝える
触覚、痛覚、温覚、冷覚、圧覚を伝えます。
皮膚表面に分布している感覚点というものがこれらの感覚を伝えています。それぞれの感覚の感覚点の分布は若干異なっており、皮膚1㎠あたり温点は1,2ヶ所。冷点12 ヶ所、触点25ヶ所、痛点100ヶ所ほど。

 

 

 

まだまだ皮膚の役割はあります。次回に続きます。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

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