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毛穴ケアと毛穴対策~間違いだらけの毛穴ケア4

2013年6月5日 美人が実践するアンチエイジング美肌術

毛穴ケアの第4の対策
肌を乾燥させないことです。

 

キメが整った肌毛穴の開きや黒ずみを引き起こす大きな要因は皮脂の過剰な分泌です。角質層の水分が失われて肌が乾燥すると肌を守るために皮脂をたくさん分泌します。肌が一見潤っているようで肌の内部は乾燥しているインナードライの状態です。

 

毛穴の開きや黒ずみに直接的に影響を及ぼす皮脂の過剰な分泌を抑えるには、肌を乾燥させないことが重要です。
この乾燥対策によく化粧水をたっぷり使う、化粧水の2度づけや、ローションパックで保水!という方法をおすすめしている方もいらっしゃいますが、化粧水では残念ながら乾燥対策にはなりません。

 

化粧水が誕生した当初の役割は、かつて、強いアルカリ性の洗顔料ばかりの時代、洗顔料でアルカリ性に傾いた肌をいち早く弱酸性に戻すためのものだったそうです。今では化粧水も機能的に進化しているかとは思いますが、保水や保湿が本来の目的ではありませんでした。今は、洗顔料も以前ほどの強いアルカリ性ではないでしょうし、そもそも肌は洗顔しても速やかに弱酸性に戻る力がありますので、かつての化粧水の役割の意味は無くなっているかと思います。※エッセンシャル クレンジング&ウォッシュは弱アルカリ性(pH9.5)です。使用後には自然と弱酸性に戻りますのでご安心を。

 

121205-UUU 0165乾燥対策に今、最適だと思えるのはセラミドです。角質層に存在する細胞と細胞の隙間を埋めている細胞間脂質の主成分です。このセラミドがあれば、肌の内側にある水分を挟み込んで蒸発を防ぐのです。
芋川博士の研究ではセラミドは30歳を過ぎる頃から減少するようです。肌のセラミドに近いセラミドを化粧品で角質層内に補えば乾燥を防ぐことができます。皮脂や天然保湿因子(NMF)も肌の水分を守る役割を担っていますが、その影響度は合わせても2割程度だと言われています。セラミドの貢献度が8割にもなるわけですからやはりセラミドの存在は乾燥対策には極めて重要です。

 

日本人は水を好む文化があります。化粧水を全面否定するわけではありません。化粧水をつけて肌も気持ちもリフレッシュするなど、メリットもたくさんあるかとは思います。ただ注意していただきたいのは、化粧水で保水や保湿ができるという過信です。化粧水だけではむしろ乾燥はひどくなります。皮脂の過剰分泌は止まらず、毛穴の開きや黒ずみという問題にもなるでしょう。肌のしくみを理解して、保湿に最も効果的な方法を選びましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

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