2015年11月10日 美人が実践するアンチエイジング美肌術
少し寒くなったからでしょうか。
温感タイプの化粧品を目にする機会が増えた気がします。
先日、近くにオープンした雑貨屋さんに立ち寄ったところ、
「温感」タイプのクレンジングコーナーを発見!
数多くの美容ブロガーの皆さんがこぞってレビュー
しているマナラホットクレンジングゲルと、
その二番煎じのようなものが2種類、
計3種類の同じチューブ式の温感タイプがディスプレイされていました。
キャッチコピーは、毛穴汚れを「温めて」スッキリオフ!的な・・・
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何度かこのブログにも書いているのですが、
なかなか通説というか俗説というか、
蒸しタオルで温めて毛穴を開かせる・・・なんてことが今もなお、
美容情報に載っているので致し方ないことかもしれません。
毛穴のサイズそのものが、温めたり冷やしたりすることによって
福岡ドームの屋根みたいに、開いたり閉じたりはしないので、
温感タイプでそれが実現できると思うのは早計です。
トップモデルのケイト・モスがやっている氷美容も、
無用な刺激を与えるだけで、決して肌に良いとは言えません。
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極端な温度変化を肌に与えることは、赤ら顔になる危険をはらんでいます。
いわゆるホットクレンジング系の全成分をみると、
どれもがグリセリンを多量に配合し、
水分に触れることで熱を生じさせています。
かつて携わったあるブランドの「温感タイプのパック」も
グリセリンを使用していましたが、
敏感な肌の方には「勧めない」ようにしていました。
(当時、トラブルの発生率が高かったので)
「熱」を感じることで、
他の商品との違いを実感しやすく、それが明確な差別化となって
プラスの作用となることもあるのでしょうが、
「熱」の発生度合いは意外とコントロールしにくい面も
ありそうなので、「温感」タイプの化粧品を使う時は
十分に気を付けてほしいものです。
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エッセンシャル クレンジング&ウォッシュの