2014年12月24日 美人が実践するアンチエイジング美肌術
肌に与える最も大切なこと。
それが保湿です。
化粧品や美容成分は星の数ほどありますが、
保湿に最適な成分だけ与えるほうが、
年齢を重ねても美しい肌を保てるようです。
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肌にできるだけ刺激や負担を与えずに洗顔やクレンジングを
することがだんだん世間の常識になってきた感があります。
少し前までは当たり前にオイルクレンジングのCMが流れ、
若い女性の約55%はオイル派でした。
ただ、最近のインタビューで感じるのは、
オイル派は以前より少なくなったことです。
肌に負担をかけまいとクリームタイプやジェルタイプの
クレンジングをお使いになる女性が代わりに増えている。
そんな気がします。
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美容家の間ではすでに共通認識になっていた、
クレンジングが肌トラブルの原因となり易いこと。
美容液以上に、クレンジング選びを慎重に行うことが大切!
ということをこれからも引き続き世の女性に知っていただき
理解して行動して、より綺麗になっていただきたい。
そう思います。
◇◇◇
その一方で、洗顔の後のお手入れの手間ひまかけるステップは
どの化粧品メーカーもかわらず謳い続けています。
化粧水はすでに必須アイテム化してしまって、
美容液はラインナップの中でなぜか高額であることが許され、
保湿クリームや保湿乳液の成分的な違いは不明瞭のまま
うるおいにフタをする名目でライン使いのトリを担う・・・。
大手メーカーの化粧品シリーズはもとより、
オールインワンタイプで有名になった化粧品ブランドさえも
あとから化粧水や美容液は色々な化粧品アイテムを
取り揃えることが普通に行われています。
それがお客さまのニーズに応えているのか混乱させているのか
よくわからない状況になっています。
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NHKのためしてガッテンの過去の放送(2010年11月3日放送分)では、
40歳・美容マニア・化粧品代に毎月5万円使っている方と
89歳のおばあちゃんの肌の水分量を比較していました。
結果は、美容マニアの女性のほうが肌の水分量は少なく、
水分蒸散量もおばあちゃんの3倍以上とのこと。
素肌が水分を蓄える力がおばあちゃんより弱くなっていたと
番組では結論を出しています。
いろいろな化粧品やエステ通いによる肌の「こすり過ぎ」と、
肌に水分を与え過ぎていることが、その差の原因でした。
要は、化粧水で水分を与えているつもりが逆効果になっていたわけです。
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クレンジングのあり方が見直されてきたように、
いつか、今の化粧水のあり方もかわる日が来るかもしれません。
イメージ先行の保湿ではなく、
肌理論に適う保湿ケアを肌にプレゼントしてあげれば
美しい肌を保てることでしょう。