2013年7月7日 ビューティフルライフ
目的と目標が混同することがありました。
でも、3人のレンガ積みの話を知ってからそれが無くなりました。
中世のヨーロッパ、建築現場にいた3人の男に声をかけました。
「いま、何をしているのですか?」
(一人目)「いまいましいレンガを積んでるのさ!」
*********** 少しイライラしているようです。
(二人目)「金を稼いでいるだけさ」
*********** たんたんとレンガを積んでいます。
(三人目)「みんなが集まる町の大聖堂を造っているんだ!」
*********** 誇らしげに胸を張って言いました。
——————————-目標———————————–目的———————-
一人目 1日に1000個のレンガを積む 特に無し
二人目 5ミリ以内の精度でレンガを積む 食べていくため
三人目 ○月○日までに完成させる 後世に残る事業への参画
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目標とは、「成すべき状態」です。定量的であり定性的でもあります。
目標を持つことは働くうえで重要でなことです。
しかし、中長期のキャリアにおいては、しばしば「目標疲れ」が起こることがあります。
それは、その目標が他から与えられただけのものだからです。
もし、その「目標」に自分なりの意味を付加して「目的」にまで昇華させたならば「目標疲れ」は起きません。むしろ、大きな意味を付加すればするほど中長期のキャリアにおいては強力な支えになります。
「目標」は、他から与えられますが、「目的」は他から与えられません。
なぜなら「目的」は自分で見出すものだから。
目的 = 目標 + 意味
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レンガ積みの話(orキコリの話)はよく見たり聞いたりすることもありましたが、目的と目標のちがいを簡潔に説明されたものはあまりなかったような気がします。上記はその時読んだ記事からの抜粋です。
目的が明確だと検証するときに役立ちます。
仕事に迷いや不安が出てきた時でも、原点に戻って考えることができます。
そうすると、自然とまたエネルギーが湧いてきたりします。
7月の一週目を目的に照らし合わせて、検証してみようと思ったりします。
最後までお読みいただきありがとうございます。