blog

忙しくなる女性と美しくなる男性

2013年9月12日 ビューティフルライフ

40代~60代の男性の「5割強が美容に関心」を持っている。
この記事を目にして、女性と男性を取り巻く環境は逆行しているようにも思いました。

 

a0008_001808

 

2012年の総務省の調査によると
女性の就業人口は増加傾向にあり、共働き世帯の割合は35.8%に達する。管理職に占める女性の割合も増加傾向にある。

 

これがどの程度事実であるかは別として、安倍首相の成長戦略の柱のひとつに「女性の登用」が掲げられています。世の中がその方向に動いていくことには違いないでしょう。電通総研も「女性はますます忙しくなり残業向けの市場も拡大しそう」と言っています。

 

女性の社会進出がより進むことによって、女性側の様々な変化だけではなく、男性側のある変化を感じます。それは男性の美容意識です。
世代別では、やはり20代男性の美容意識が高いようなのですが、意外なことにあるデータでは、40代より50代、50代より60代の方が美容意識が高かったそうです。

 

「人は見た目が9割」といった書籍に代表されるように身だしなみの一部として、肌や体臭などに気を使う男性が増えています。考えてみると、平安貴族などはお歯黒をしたりメーク的なこともやっていたようですので、肌や美容に関心を持つことは決しておかしいことではないと思います。
※皇室では幕末までお歯黒をしていたようです。明治3年にお歯黒禁止令が出て民間でも廃れていったとのこと。能面などにお歯黒のなごりが残っているそうです。

 

忙しくなる女性の市場では、さらに機能性化粧品等のニーズが高まることでしょう。時短美容などという言葉とともに「時間のかからないスキンケア」が求められていると、女性誌の調査結果などで叫ばれています。ただし、気を付けていただきたい点がひとつ。簡単に済む反面、肌に負担を与えたり、傷つけたりするものは使わないこと。逆に、傷んだ肌を回復させるために時間とお金がかかります。手軽さだけでなく、内容成分などもしっかり吟味して選びましょう。

 

男性社会での競争だったものが、優秀な女性との競争も生まれ、様々な場面での競争が激しくなった環境では、男も美しさを手に入れる必要があるのでしょう。ダーウィンの進化論ではありませんが、生き残るために美容意識が高いという、ある意味派手さを身に着ける進化を遂げようとする男性と優秀な女性の社会での活躍は、極めて自然な成り行きであり、これも進化なのでしょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

pagetop

メーク落とし洗顔

濃厚美容液ケア

ブログ

お問い合わせ