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界面活性剤と乳化剤。水のようなジェルには要注意。

2015年7月2日 美人が実践するアンチエイジング美肌術

保湿系のクリーム。

使用感に対するコメントで一番多い声が

ベタつきに関するもの。

暑い時季にはとくに、このベタつきが気になります。

最近の化粧品は、

とにかくベタつくものは敬遠される傾向に

あるようです。

でも、注意してください!

ベタつかない水っぽいゲル状のものほど

実は、ある成分が大量に含まれる傾向にあります。

 

◇ ◇ ◇

 

化粧品の多くは、水系と油系のものを混ぜて製造されています。

ただ、大量の油に少量の水を溶かすことはできても、

大量の水に、少量の油を溶かすのはとても困難です。

喩えるなら、溶かした大量のバターに少量の水は混ぜることができても、

大量の水に少量のバターを混ぜるのが困難なように・・・。

*

透明感のあるような、水分多めのジェル状のクリームは、

大量の水に少量の油を混ぜるために、

大量の界面活性剤を加えて、乳化させて混ぜ合わせているのです。

乳液だけと使用感が水のようにサラッとしたものや、

軽い使用感のジェル系クリームなどに

大量の界面活性剤が「乳化剤」として使用されています。
※洗い流す洗顔料などに使用されるときには「界面活性剤」と呼び、
混ぜ合わせる目的で使用されると「乳化剤」と呼んでいます。
成分の性質は同じものです。

 

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当社のEGバイタライジング マルチゲルも

嫌なベタつきは、ありません。

でも、「乳化剤」は使用しておりません。

あまりこの点は、実はほとんどPRしていないのですが、

商品開発の技術者目線では、

もしかしたら、これが一番スゴイことかもしれません。
(あくまで技術者目線で言うと・・・です)

ゲル状のクリームで、

水も含めて99.1%が美容成分なのですが、
(乳化剤不使用なので、美容成分99.1%と言えるのです)

その美容成分には水系もあればオイル系もあります。

これらをどうやって混ぜ合わせるか、

「乳化剤」無しで混ぜるために

美容成分でありながら、混ぜ合わせをサポートする成分、

アミノ酸由来の双子型両親媒性物質を配合しました。

脂肪酸とアミノ酸から得られる成分で、

角層のセラミドと同様の働きで

皮膚のバリア機能改善に効果を発揮します。

そして、同時に乳化剤の代役(界面活性機能)も果たす

とても器用で役にたつ美容成分です。
※卵黄に含まれる「レシチン」も界面活性機能を持っています。

*

毎日使う化粧品は、

その使用感の第一印象がとても重要ですが、

界面活性剤を大量に含んだ「見せかけの使用感」に

騙されないためにも、

使用感のチェックの後は、

全成分もチェックしましょう。
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