2013年7月23日 美人ダイエットで美肌アンチエイジング
コラーゲンを食べたらキレイになれるでしょうか?
コラーゲンたっぷりの食材を摂った翌日にお肌がプルプルに!という話題はよくあることですが、結論からいうと、摂取したコラーゲンはそのまま肌のコラーゲンになることはありません。
コラーゲンはアミノ酸が長くつながっているタンパク質の一種です。食べると、胃や腸の消化酵素で分解されてアミノ酸になり吸収されます。細かいアミノ酸になって全身のいたるところでタンパク質に再合成されます。筋肉などにも供給されるので、食べた分のすべてが肌のコラーゲンになるわけではありません。
コラーゲンのドリンク剤もそのすべてが肌のコラーゲンにならないので、飲み過ぎには注意したほうがよさそうです。アミノ酸の全部がタンパク質にならずに脂肪や糖に変わることもあるようなので、過剰な摂取は控えましょう。
先日、このような話を数人の女性にしたところ、その場の雰囲気が少し暗くなってしまいました。フカヒレを食べると肌がプルプルになる!という夢を壊してしまったようで申し訳なかったと思っています。全部が肌のコラーゲンにならなくても、肌にコラーゲンが供給される可能性が高くなると信じて、楽しんでフカヒレや手羽先などを食べるのが良いかなと。
今日は大暑。西日本はまだまだ暑そうです。
食事は肌や体をつくる基本です。楽しんで食べると、きっと体にも肌にも都合よくタンパク質が再構築されて思った通りになるでしょう!
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