2015年4月16日 美人が実践するアンチエイジング美肌術
日本の場合、
多くの女性がクレンジングで自分の肌を
傷つけている(自覚はないと思いますが)といっても
過言ではないと思います。
なぜなら、
オイルクレンジング使用率が約55%を占めていて、
そのオイルクレンジングには大量の界面活性剤を含んでいるからです。
そして、ただ便利だという理由で、
シートで拭き取るタイプのクレンジングシートを
当たり前のようにテレビコマーシャルする化粧品メーカーの
存在もそれを助長しているのではないでしょうか。
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もし、シートタイプに含まれる大量の界面活性剤は
食器洗いの界面活性剤と大差ありません。
それだけではなく、メイクをしっかり落とすには
何度も拭き取らなければなりません。
当然、シートで肌を物理的に「こすってしまう」ことになります。
肌の角層のセラミドなどの細胞間脂質の流出もおこり得ます。
使えば使うほど、肌は乾燥して敏感肌へまっしぐら!
という感じです。
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ある皮膚科のドクターは、
肌トラブルで来院した患者に
クレンジングだけ替えてみるようにアドバイスをするそうです。
それほどクレンジングが原因の肌トラブルが
現実に増えているからです。
もちろん、
クレンジング以外の要因でトラブルが起こることも当然ありますが、
肌に直接触れるのもので、
トラブルを引き起こす可能性が高いものは
クレンジングや洗顔料などの洗浄系だと言えます。
※事実そのような統計も出ています。
落ちにくいメイクアップが主流となるなか、
それを落とすクレンジングは
メイク落ちを優先させたオイルクレンジングが
大半を占めています。
メイクは落とさなければならない!と思っている人も多いと
思いますが、
大量の界面活性剤でメイクを落とすくらいなら、
多少メイクが残ってもお湯で洗い流すほうが
まだ肌にとっては良いという見解もあります。
しっかりメイクを「容易」に落とすクレンジングであればあるほど、
使用前に、その成分を十分精査されることをおすすめします。
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肌への負担。
「メイク落ち」よりも
大切なことではないでしょうか。
5年後、10年後の肌は、