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セラミドを合成する酵素と高脂肪食の関係

2015年9月2日 乾燥肌に効果的な保湿方法とは

腸内フローラ。

最近、雑誌や書籍やテレビでも頻繁に取りあげられている感が。

腸がキレイだと、お肌もキレイになる。

この事実に反論を唱えている人はおそらくいないでしょう。
 


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分子栄養学のある研究では、

高脂肪な食事と、お肌の「セラミド」の関係が明らかにされています。

皮膚の中の「セラミド」などの脂質成分が顕著に減少するそうです。

高脂肪食を摂ることによって。
 
減少する皮膚中の脂質のなかでも「セラミド」の減少が大きいそう。

「セラミド」は、お肌の表皮細胞で合成されて、顆粒層から角質細胞になるときに放出され、

角層と角層のすき間において、水分をサンドイッチするように保持する水分蒸散防止機能や

外界の刺激から身体を守るバリア機能を担う、とても重要な成分です。

高脂肪食の摂取は、

この「セラミド」を合成する『酵素』に影響を与えて合成を阻害するようです。

さらには、皮膚の脂質成分の燃焼を促進する作用も生じてしまうために、

二重に「セラミド」は減少してしまう羽目に。

 

*

 

「セラミド」や「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などを

合成する酵素が存在する一方、分解する酵素もまた、

私たちのカラダの中に存在します。

腸内フローラを形成する500~1000兆個ともいわれる腸内細菌の

全容がわからないのと同じように、

体内で合成されるタンパク質や酵素の働きもまだ不明な点が多々あります。

解らないことも含めて、すべては絶妙なバランスのもとに成り立っている。

そう思うと、

食事はバランスよく摂ることが大切です。

 

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