2016年9月2日 美人が実践するアンチエイジング美肌術
2013年11月4日号のPRESIDENT
ヒットを生んだ着眼点【資生堂】の記事のタイトル・・・それが
マーケティング担当者の顔写真つきの取材記事。
タイトルも品があるとは言えないし、商品もとんでもないって感じです。
こんなことを大手化粧品会社が平気でやる。
若い女性の乾燥肌や敏感肌の悩みが、何十年経ってもいっこうに無くならない一番の原因かと。
1990年代にはしきりに「コラーゲン」が必要と世間にアピールして、
2000年代、とくに画期的な進歩もなく
2010年代も半ばを過ぎた今
2016年・・・まだコラーゲンとかヒアルロン酸とかばかりで・・・
おまけにライン使いのスキンケア商品は増える一方でも
女性の肌の悩みは尽きない。
化粧品そのものの研究の方向性は果たして正しかったのだろうか。
もしかしたら、大手化粧品メーカーにとっては、四半期ごとの決算で
株主にアピールするために、肌の悩みを解消することが目的ではなく、
化粧品部門の売上を上げることが目的化しているのかもしれません。
そう思えてきました。
彼らはきっと(個人的見解ですが)洗顔で肌を荒らして、
さらに、ダブル洗顔で水分不足、セラミド不足の状態にさせて、
肌が悲鳴をあげているところに、やれブースター美容液や水分は肌を通らないのに化粧水ジャバジャバ、
ひどい美容理論ではなんと10回も無駄に化粧水をつけさせて消費させ「水分を補う」と謳っています。
(それが良いと思い込んでただ真似をする美容ブロガーやインスタグラムの投稿写真もあったり)
洗顔系の売上とともに化粧水の売上を伸ばす。これが第一のセールス作戦。
第二の作戦は、美白の脅し。
美白専用の美容液が必要だと訴えます。
アルブチンやハイドロキノンやカネボウの白斑問題にもなったロドデノールの化学構造に近いような美白成分入りの美容液を1万円の値段でセールスします。美しい肌=美白 という公式を大々的にテレビコマーシャルで繰り返し繰り返しOAします。そしていつしか、美白化粧品が必須のものであるかのようにその存在を世の女性に認めさせます。
美容雑誌も当然、広告費を得るために、美白特集を組んでたくさんの美白化粧品の比較やランキングで消費者に刷り込みを行います。そこには医薬部外品の美白化粧品でありながらも、医学的・皮膚科学的な正論はむしろ邪魔な感じです。
これで完璧なまでに『美白信仰』は作り上げられました。
その結果、美白アイテムは上半期の売上の核となることができます。
第三の作戦がクリームなどの高額化粧品。
ある海外有名ブランドの例だと「ニベア」と同等のミネラルオイルなどの成分配合でも4、5万もする価格になります。
それを『ブランド』と呼ぶのかもしれません。一度聞いても覚えられないこみいったカタカナ用語のなんとなくスゴそうな成分や理論がひとつ入っているだけで、「ニベア」並みの鉱物油で作ったクリームが5万円で売れていきます。
概して高額基礎化粧品の容器はキャップやジャーやチューブの層が2重3重になっていて大抵「パール加工」がされていたり、とてもキラキラしていつのが常です。そのような容器は当然コストがかかりますが、それでも1万円アップにはなりません。
「1kg5000万円の原料」と謳う原料成分もありますが、文脈を読むと単なる昔のお話だったりするだけのこと。
下半期のスタートには乾燥対策に保湿クリームの必要性・重要性をアピールします。
1万、2万は当たり前の高額なクリーム系基礎化粧品で第四四半期まで一気に突っ走ります。
あれっ、うーん・・・どうやら本題から随分と逸れてしまったようです。
「メイクをお湯で落とす」という、そのとんでもない商品のことを語るつもりが
変な方向になってしまいました。
このとんでもない商品、アットコスメではかなり酷評されていたようです。
次の機会に改めることにします。
でも、これだけは言っておきます。
お肌にお湯は厳禁です。
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