八月の猛暑に続いて九月は天候不順が続いています。
でも、確実に季節は秋になっているなーと感じます。

秋の果物をいただくと。

ただ、花粉症の方はちょっとご注意が必要なことがあります。
それは、口腔アレルギー症候群です。
あまり聞き慣れない言葉かもしれません。私はつい最近知りました。

秋にも花粉が飛んでいます。花粉のタンパク質が原因なのですが、花粉症の１０～２０人に１人の割合で、この口腔アレルギー症候群になるそうです。ちょっとびっくり、かなり高い割合です。

新鮮な果物（トマトやリンゴ、梨）や野菜などを食べた時に発症して、唇や口の中が腫れたり、顔の腫れ、じんましん、吐き気、呼吸困難を引き起こします。
特定の花粉のアレルゲン（抗原）と果物などの食品のアレルゲン（抗原）に共通する抗原分子によってアレルギーを引き起こすと言われています。

○ヨモギ、ブタクサ　⇒　人参、セロリ、メロン
○ハンノキ、白樺　　⇒　リンゴ、桃、梨、サクランボ
○スギ、ヒノキ　　　⇒　トマト
○カモカヤ　　　　　⇒　スイカ、トマト、メロン
※これ以外の花粉の種類と組み合わせも多数あります。

根本治癒は難しいそうです。
対処療法としては、①食べないこと　②加熱したり加工する　③抗アレルギー薬を飲む
アレルギーの専門医のところならば、自分がどれにアレルギーがあるかは調べることも可能だそうです。

 
抗原抗体反応という免疫反応は、生きるうえでは欠かせないものですが、ちょっとしたことでバランスを崩したり、過剰に摂取してある閾値を超えてしまった時には、それが自分自身を攻撃してしまいます。野菜を食べない代わりに果物だけでビタミン補給したり、果物のジュースばかり毎日飲むようなことは控えたほうが安心です。

やはり肌のお手入れ同様、食習慣もバランスが大切ということです。

大好物の梨のシーズン到来！なのですが、今年は山ほど食べるのはちょっと考え直そう・・・。

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