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美しさの決め手とは

2013年5月14日 美人が実践するアンチエイジング美肌術

ターンオーバーだと思います。肌のシステムは本当によくできていると思います。

 

1肌は28日周期で生まれ変わるという話は広く知られていると思います。この肌の生まれ変わりに関して興味深いことがあります。

 

まず角化細胞(表皮細胞)が基底層で細胞分裂により生まれます。この細胞分裂に約19日間と言われています。この細胞が生まれてから最後に角質層で垢となって剥がれ落ちるまでが約28日です。

 

表皮の構造は4層構造で下から基底層⇒有棘層⇒顆粒層⇒角質層です。
基底層から顆粒層までは生きた細胞なので、細胞の中に核があります。肌の模式図などでは”丸”で表現されています。これに対して角質層はもう死んでしまった細胞なので核はありません。美しさの決め手であるターンオーバーのプロセスの中でもこの死んだ細胞である角質層が重要なポイントになります。

 

基底層で生まれた細胞が有棘層を経て顆粒層まで生きた細胞として14日間で上がっていき、死んで角質層のなかで14日間経過して垢になり剥がれ落ちます。細胞が死んで角質層となるときに重要なものを放出します。セラミドなどの細胞間脂質です。これが角質層の隙間を埋めていることで水分などを保持することがでるのです。生まれた細胞がきちんと死んで肌に必要な成分を残す仕組みを私たちは皆持っているのです。

 

このターンオーバーが乱れたり、早くなる、遅くなると、せっかくの仕組みが台無しです。かつては、肌の奥に有用成分を届けることのほうが、お肌にハリや弾力を与えるから重要だ!と思っていました。もちろん肌細胞に活力を与えることも重要ですが、いかにこのターンオーバーのサイクルを維持するか、乱れているならば理想に近づけるかが美肌の決め手だと考えています。肌の奥に奥にだけを追求するのではなく、人の目に見える肌の一番上の角質層のケアが大切だと思います。

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